法然院サンガ: 025
法然院サンガからのご案内
N-0025-J
栗田宏一展土の散華
栗田宏一展 ちらし
土とは何か？それを問うことは地球、宇宙、そして自分自身を発見することにつながる
１９９７年７月２５日（金）〜８月３日（日）
時間：１０：００〜１７：００
（初日より３日間・及び最終日の１６：００より公開制作があります）
場所：法然院
後援：KBS京都
協賛：ペリエ・ジャポン、昭和電工
Design：Bosco Co.,Ltd.
Photograph：長田義己・古屋敏之
高橋睦郎氏（詩人）との対談
ドキュメンタリー・フィルム「土の記憶」上映会
１９９７年７月２７日（日）１４：００〜 入場無料
京都鹿ヶ谷の森に包まれた法然院では、毎朝、僧侶の手によって敷地内の生花を仏たちに捧げる「散華」という儀式が行われています。
今回の展覧会では、日本列島各地にて採集された７２９種類の土を一堂に「散華」します。これらの土は私たちが普段、何気なく踏み締めているなんでもない土ですが、そのひと握りの土の中には地球の歴史や自然の神秘が凝縮され、驚くべき美しさを秘めています。まず、足元の自然を見直すことによって、人間が本来持っている何気ない小石や草花など身近な自然と感応し合う心の復活を促すきっかけになればと思います。
栗田宏一
１９６２年山梨県に生まれる。１９８６年よりアジア中近東、中南米など世界各地の旅の途上にて自らの魂と感応し合った小石や土を採集し、その行為を通して自分白身を見つめる作業を続けている。
近年は日本列島の土の多様性に着目し、その美しさを提示するインスタレーションを行なっている。
１９９１年、ギャラリー・トモス（東京・日本橋）での初個展以来、東京、福岡などで個展９回。京都では今回が初の個展となる。
（資料：法然院）
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