法然院サンガ: 165
法然院サンガからのご案内
N-0165-J
UPDATE: 2006/09/06
法然院サンガ
南無阿弥陀佛。
南無阿弥陀佛。本堂の前には白い萩が咲き出し、残暑の中にも秋の気配が漂ってまいりました。いかがお過ごしでいらっしゃいますか。サンガはサンスクリットで共同体を意味する言葉です。漢字では僧伽(そうぎゃ)と書き、これを略したのが僧です。従って元来の僧は出家者個人を表わす言葉ではなく、佛教を信じ、実践する人々の集いを意味していました。ブッダ・佛陀(真理に目覚めた人)、ダルマ・法(真理・教え)、サンガ・僧の三宝を敬うこと〔南無三宝=帰依佛、帰依法、帰依僧〕が佛教者の最も基本的な態度として定められておりますが、僧を敬うとは仲間を大切にすることを意味しています。お釈迦さまが説かれた縁起(生かされて生きている)という真理を実感し、慈悲(生きとし生けるものに対する友情と同情)の精神をお持ちいただき、他人ではなく仲間とともに生きる社会であるという意識を持って菩薩行を実践していただけるよう、法然院という場をお預かりし、信仰、学び、安らぎ、出会いの場として皆様方と集い、生かしてまいりたく存じます。心の潤いと糧の補給にお立ち寄り下さい。下記の通り、ご参詣をお待ち申し上げております。 合掌 梶田真章 ラジオ番組「京都三条・ボンズカフェ」【NPO京都コミュニティー放送「京都三条ラジオカフェ」(京都市中京区御幸町通三条下ル東側)周波数 FM 79.7 MHz[京都市中心部でのみ聴取可能] 毎週火曜日午後10時〜11時生放送【進行:杉若恵亮(亀岡市 法華寺住職)、助手:岡 舞(京都女子大学学生)、福嶋香耶(佛教大学学生)、横槍:梶田真章(法然院住職)】を放送中です。 インターネット(http://www.radiocafe.jp/bonzecafe/index.html)では土曜日以降にその週の放送内容をお聞きいただけます。番組へのご投稿(佛教や寺院に関するご質問、リクエスト曲など)〔宛先 Fax.075-213-6433 E-mail:bonze@radiocafe.jp 〒604-8082 中京区三条通御幸町角1928ビル 京都三条ラジオ・カフェ「ボンズカフェ」係〕を心よりお待ちいたしております。
編集者・フリーランスの村松美賀子さんが私へのインタビューを本にまとめて下さり、此度、“ありのまま〜ていねいに暮らす、楽に生きる。〜”という題で(株)リトルモアから出版されました。2000年に木村伊兵衛賞を受賞された写真家、鈴木理策さんの写真も光彩を放っております。 [著者:梶田真章、構成・文:村松美賀子、企画:三枝克之、アートディレクション:白石良一、デザイン:井崎亜美(白石デザイン・オフィス)、編集:大嶺洋子・田中祥子、発行人:孫 家邦] 頒価は 1575円(税込)です。新春早々に書店に並びました。寺でも取り扱っております。郵送ご希望の方は電話・ファクシミリ・E-mailでお申し越し下さい。郵便振替用紙を同封し、お送りいたします。代金は送料共で1800円です。ご一読いただければ幸いです。 合掌 梶田真章 本年2月より「小学館アーカイヴス ベスト・ライブラリー 名作写真館 全30巻」が刊行中です(既刊 20巻、1冊 580円)。日本有数の写真家の傑作に出会える好企画だと思います。「第1巻 白川義員(1)世界百名山」「第4巻 星野道夫 アラスカ」「第5巻 石川賢治 月光浴」「第6巻 土門 拳(1) 古寺巡礼」「第10巻 水野克比古 花の京都」「第11巻 木村伊兵衛 昭和の日本」「第19巻 野町和嘉 祈りの大地」など。特に私のお薦めは「第13巻 土門 拳(2) こどもたち」です。1950年代の貧しくとも生き生きと暮らすこどもたちの様子が見事に捉えられた写真の数々。是非一度、書店でご覧下さい。 合掌 梶田真章
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「法話『日本人の宗教心〜佛教と先祖教〜』」
9月2日(土)
午後3時〜4時
於:本坊
講師:梶田真章
参加:志納
「Tears of the Forest (森の涙) VOL.6」
山本公成 ライブ
9月2日(土)
午後5時(午後4時半開場)
山門前(雨天 方丈)
ソプラノサックス、笛:山本 公成
土笛:中野 亘 カンクレス:ニョタ
明かり:宮城 久典
カメラ:下田 学
参加料 ご予約 2500円 当日3000円 (学生 1500円)
ご予約は、パルスジェットレーベルまで
(Tel.&Fax.072-336-5686 e-mail:info@pulsejet.jp URL http://www.pulsejet.jp)
「法話『法然・親鸞の人間観〜善人・悪人〜』」
9月3日(日)
午後3時〜4時
於:本坊
講師:梶田真章
参加:志納
「第3回 月夜一夜の宴 土佐琵琶:黒田月水」
9月15日(金)
午後7時
於:本堂
共演
篠笛:森 美和子
プログラム:平家物語より 古代語 他
参加料 当日 3500円 (ご予約 3000円)
ご予約は、マチウス・エイト(Tel.&Fax.077-594-2711)、オフィス邦月(Fax.06-6341-2545)まで
「第122回 法然院森の教室」
『内藤敏子さんによるZither(チター)の演奏とお話』
9月16日(土)
午後1時半(午後1時開場)
於:本坊
ドイツ・スイス・オーストリアなどで親しまれてきた弦楽器、
チターと出会い、秋風とともに、清らかな調べをお楽しみ下さい。
エーデルワイスの花の咲く頃、我が夢の街ウィーン、
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参加費 一般 1000円 賛助会員 500円 中学生以下 無料
主催:フィールドソサイエティー
Tel.075-752-4582 Fax.075-752-4583 E-mail:moricent@deluxe.ocn.ne.jp
チター奏者。留学先のチューリッヒでチターと出会う。チター界の実力者 J.コーザ女史に師事。25年前、欧州滞在の勧めをふりきり日本に帰国。演奏・講演と国内外で活躍し、チター普及に尽力している。チューリッヒでは、「第三の男」とチターに関する記録の伝承者として、アントン・カラス家から「第三の男」にかかわる多くの未公開資料を託され、『激動のウィーン「第三の男」誕生秘話』を著す。 |
「第11回楊興新(やん しんしん) の胡弓を聴く集い」
9月17日(日)
午後6時半(午後6時開場)
於:本坊
参加料:4000円
定員:180名(定員になり次第、受付を締め切らせていただきます。)
ご予約は、お電話、ファックス、E-mailにて法然院サンガまで。
胡弓演奏家・作曲家 プロフィール 1955年9月28日、中国東北部遼寧省、丹東市生まれ。6歳の時、長兄が弾いていた胡弓の「競馬」に感動し、初めて胡弓を手にする。後に胡弓演奏の第一人者、陳景勝氏に師事。11歳でソリストとしてデビュー。その後、劉明源氏、王国潼氏、陳耀星氏など一流の演奏家に師事し、演奏技術に磨きをかけ、各地の演奏会で絶賛される。中国国立潘陽音楽大学で、ソリストとしての更なる技術向上に励むと共に、作曲法を学び、首席で卒業。大学と潘陽の政府から栄誉賞を授与される。独自に中国伝統楽器胡弓の可能性を追究。胡弓として初めて和音を奏でることを可能とした「三弦板胡」の創作で胡弓の発展に歴史的貢献をしている。また、1981年に中国国家大賞を受賞したのを初め、遼寧省音楽年賞、音楽家協会金賞など中国を代表する数々の賞を受賞。中国音楽家協会会員。1988年5月来日、日本人女性と出会い結婚、永住を決意する。しかし3年後、妻がクモ膜下出血で倒れ、以後介護、リハビリの必要な身となる。その後、妻を励ます意味も込めて、日本での演奏活動を本格的に開始。自主、依頼を問わずコンサートを始める。楊自ら曲を手がけ、オリジナルアルバムは、現在まで6枚をリリース。ジャンルを越え、国境を越え様々な文化を取り入れた楽曲を創作する。また、独自に開発した「立式演奏スタイル」は、胡弓の新たな世界を開拓した。1998年10月、皇居に参上し、皇后陛下御誕生日祝賀の席で祝賀演奏を披露。つづく11月には、江沢民中国国家主席が来日した際、日本政府の指名により歓迎晩餐会にて数曲を演奏するなど様々な場で文化面での国際交流を実現している。 |
「第12回 桂 都丸 法然院 落語の宴 」
9月18日(月・祝)
午後2時(午後1時半開場)
於:方丈
桂 都丸『へっつい盗人』、『舟弁慶』
桂 佐ん吉『開口一番』 ゲスト 古橋 理絵/街頭紙芝居 |
参加料 ご予約 2500円 当日 3000円
ご予約は、法然院サンガまで
「法然房源空著『選択本願念佛集』を読む」第4回
*選択本願念佛集(せんちゃくほんがんねんぶつしゅう)
9月21日(木)
午後1時半〜3時45分
於:本坊
講師:梶田真章
参加料 志納(初めての方はテキスト代として別に 1000円が必要です。)
1198年に法然上人が著され、専修念佛(せんじゅねんぶつ)[他力本願念佛]の教えの真髄が説かれた「選択本願念佛集」をご一緒に読んでまいりたく存じます。ご参加をお待ち申し上げております。 梶田真章 |
「お彼岸法話 『佛陀への道 〜佛教各宗派入門〜』」
9月23日(土・祝)
午後2時〜4時
梶田真章
参加 志納
於:本坊
佛教は真理を悟ることを目指す宗教です。悟りに到るのは、自力なのか、他力なのか、この世でなのか、あの世でなのか、宗派によって様々な悟りへの道が説かれてきました。各宗派が説く佛陀への道についてお話しいたします。梶田真章 |
「阿満利麿先生講話会 『法然上人のお立場』 」
9月24日(日)
午後1時半〜3時半
於:本坊
毎年、秋の彼岸の恒例となりました、私が師と仰ぐ阿満利麿先生による講話会。阿満先生は、すでに1999年に角川叢書として「法然を読む〜『選択(浄土宗では「せんちゃく」、真宗では「せんじゃく」と読み習わす)本願念佛集』講義〜」を出されておりますが、今夏、先生は法然上人の主著であり、立教開宗宣言の書とも称される「選択本願念佛集」を深く再読されているとのことでございます。選択集を通して語られている法然上人のお立場を阿満先生から聴聞させていただく機会を皆様方とともに喜びたく存じます。ご参加を心よりお待ち申し上げております。 合掌 梶田真章 |
聴講料 1000円 (当日お納め下さい。)
参加のご予約は法然院サンガまで
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「第114回 善気山念佛会(ぜんきさんねんぶつえ)」
9月26日(火)
午後3時
参加志納
ご予約不要です。プログラムの一部へのご参加も歓迎いたします。
第1部 午後3時〜3時半
おつとめ 本堂でご一緒にお経を唱えます。 第2部 午後3時半〜4時半 おはなし 「佛教に出会う」 梶田真章 第3部 午後4時45分〜5時45分 アーティストと出会う 出演 尺八:石川利光、岩本みち子 尺八の魅力をたっぷりとご堪能下さい。 |
「夷川サロン講座〜佛教に親しむ〜」
第3回 『法然上人とともに生きる』
10月8日(日)
午後4時〜6時
講師:梶田真章
於:アートステージ567
(京都市中京区夷川通烏丸西入南側、京都市営地下鉄 丸太町駅(6)番出口からすぐ)
参加料 1000円
2006年、桜花爛漫の候、夷川の地で復活した「サロン講座〜佛教に親しむ〜」。第1回は「日本人の宗教心」、第2回は「あの世はあるのかないのか」についてお話をいたしました。第3回の演題は、ずばり「法然上人とともに生きる」です。「南無阿弥陀佛」を唱えながら生きることには如何なる意味があるのか、いつもお話していることの繰り返しになりますが、宜しければお付き合い下さい。佛教、寺院、僧侶に関する皆様方の日頃の疑問についてもお答えいたします。ご参加をお待ち申し上げております。 合掌
梶田真章 |
定員 30名
(お電話にて必ずご予約下さい。アートステージ567 Tel.075-256-3759)
特に記載のない限り会場は法然院です。ご予約は24時間、電話、FAX、E-mailにて承ります。
〒606-8422 京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30番地 法然院 内
法然院サンガ
Tel. 090-1899-3689 Fax. 075-752-1083
E-mail:Byakurenja@aol.com
法然院のホームページ http://www.honen-in.jp/
法然院森のセンターのホームページ http://www4.ocn.ne.jp/~moricent/
お問い合わせ
〒606-8422 京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30番地
TEL: 075-771-2420 FAX: 075-752-1083
E-mail: Byakurenja@aol.com