法然院サンガ: 169
法然院サンガからのご案内
N-0169-J
UPDATE: 2006/12/28
法然院サンガ
南無阿弥陀佛。
本年もご縁を喜ばせていただき、ありがとうございました。サンガはサンスクリットで共同体を意味する言葉です。漢字では僧伽(そうぎゃ)と書き、これを略したのが僧です。従って元来の僧は出家者個人を表わす言葉ではなく、佛教を信じ、実践する人々の集いを意味していました。ブッダ・佛陀(真理に目覚めた人)、ダルマ・法(真理・教え)、サンガ・僧の三宝を敬うこと〔南無三宝=帰依佛、帰依法、帰依僧〕が佛教者の最も基本的な態度として定められておりますが、僧を敬うとは仲間を大切にすることを意味しています。お釈迦さまが説かれた縁起(生かされて生きている)という真理を実感し、慈悲(生きとし生けるものに対する友情と同情)の精神をお持ちいただき、他人ではなく仲間とともに生きる社会であるという意識を持って菩薩行を実践していただけるよう、法然院という場をお預かりし、信仰、学び、安らぎ、出会いの場として皆様方と集い、生かしてまいりたく存じます。心の潤いと糧の補給にお立ち寄り下さい。 合掌 梶田真章 ラジオ番組「京都三条・ボンズカフェ」【NPO京都コミュニティー放送「京都三条ラジオカフェ」(京都市中京区御幸町通三条下ル東側)周波数 FM 79.7 MHz[京都市中心部でのみ聴取可能] 毎週火曜日午後10時〜11時生放送【進行:杉若恵亮(亀岡市 法華寺住職)、助手:岡 舞(京都女子大学学生)、福嶋香耶(佛教大学学生)、横槍:梶田真章(法然院住職)】を放送中です。 インターネット(http://www.radiocafe.jp/bonzecafe/index.html)では土曜日以降にその週の放送内容をお聞きいただけます。番組へのご投稿(佛教や寺院に関するご質問、リクエスト曲など)〔宛先 Fax.075-213-6433 E-mail:bonze@radiocafe.jp 〒604-8082 中京区三条通御幸町角1928ビル 京都三条ラジオ・カフェ「ボンズカフェ」係〕を心よりお待ちいたしております。
編集者・フリーランスの村松美賀子さんが私へのインタビューを本にまとめて下さり、此度、“ありのまま〜ていねいに暮らす、楽に生きる。〜”という題で(株)リトルモアから出版されました。2000年に木村伊兵衛賞を受賞された写真家、鈴木理策さんの写真も光彩を放っております。 [著者:梶田真章、構成・文:村松美賀子、企画:三枝克之、アートディレクション:白石良一、デザイン:井崎亜美(白石デザイン・オフィス)、編集:大嶺洋子・田中祥子、発行人:孫 家邦] 頒価は 1575円(税込)です。新春早々に書店に並びました。寺でも取り扱っております。郵送ご希望の方は電話・ファクシミリ・E-mailでお申し越し下さい。郵便振替用紙を同封し、お送りいたします。代金は送料共で1800円です。ご一読いただければ幸いです。 合掌 梶田真章 「待つということにはどこか、年輪を重ねてようやく、といったところがありそうだ。痛い想いをいっぱいして、どうすることもできなくて、時間が経つのをじっと息を殺して待って、じぶんを空白にしてただ待って、そしてようやくそれをときには忘れることもできるようになってはじめて、時が解決してくれたと言いうるようなことも起こって、でもやはり思っていたようにはならなくて、それであらためて、独りではどうにもならないことと思い定めて、何かにとはなく祈りながら何事にも期待をかけないようにする、そんな情けない癖もしっかりついて、でもじっと見るともなく見つづけることだけは放棄しないで、そのうちじっと見ているだけのじぶんが哀れになって、瞼(まぶた)を伏せて、やがてここにいるということじたいが苦痛になって、それでもじぶんの存在を消すことはできないで……。そんな想いを澱(おり)のようにため込むなかで、ひとはようやっと待つことなく待つという姿勢を身につけるのかもしれない。年輪とはそういうことかとおもう。」 〔鷲田清一著 『「待つ」ということ』 角川選書 より〕
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「除夜の鐘」
12月31日(日)
午後11時半〜
参詣者に一つずつ鐘を撞いていただき、年を越します。
参加志納
於:鐘楼
「2007年 法然院サンガ 新年会」
1月7日(日)
参加料 3000円
ご都合のよい時刻からご参加下さい。
準備の都合上、第4部にご参加いただける方は1月5日までに必ずご予約下さい。
第1部 午後5時半〜5時45分 「新春のお念佛」
本堂でご一緒に南無阿弥陀佛を唱えます。
第2部 午後5時45分〜6時 法話「あの世はあるのかないのか」
第3部 午後6時10分〜7時50分 「今年も紙芝居で新年を祝う」
第4部 午後8時〜 「新年宴会」 |
各自、交換用のプレゼントを一品(予算ご自由)ご用意下さい。
差し入れも歓迎いたします。
『オーケストラ・アンサンブル金沢』のメンバーが奏でる
弦楽三重奏によるバッハの夕べ
〜弦楽三重奏で聴くゴルトベルク変奏曲〜
1月14日(日)
午後5時(午後4時半開場)
於:庫裏玄関
J・S・バッハ/無伴奏ウ゛ァイオリンソナタより、無伴奏チェロ組曲より、二声のインヴェンションより ジョゼフ・ギスとフランソワ・セルヴェによるゴッド・セイヴ・ザ・キング(英国国歌)の主題による技巧的で華麗 なる変奏曲 作品38、J・S・バッハ/ゴルドベルク変奏曲 BWV988 |
出演:ヴァイオリン/竹中のり子、ヴィオラ/石黒靖典、チェロ/大澤 明
参加料
一般:ご予約 2000円、当日 2500円 22歳以下:ご予約・当日共 1000円
ご予約は法然院まで
(ご予約で満席の場合、当日券はございません)
Tel.075ー771ー2420 Fax.075ー752ー1083 E-mail:Byakurenja@aol.com
「兵庫県南部地震 物故衆生追悼の集い」
1月16日(火)
午後3時半
法然院では震災後、1ヶ月、3ヶ月、初盆、一周忌、
一周忌以降は毎年1月16日か17日に追悼の集いを開いて参りました。
本年も下記の通り行います。
ご参詣をお待ち申し上げます。
ご都合の良い時刻からご参加下さい。
第1部 午後3時半 「兵庫県南部地震13回忌 物故衆生追悼法要」
於 本堂 もう12年、まだ12年。心から追悼の気持ちを表したく存じます。 第2部 午後4時20分 「兵庫県南部地震の被災地に向けて追悼と希望の鐘を鳴らす」 於 鐘楼 ご参詣の皆様方に、被災地に向けて一打ずつ鐘を撞いて頂きます。 第3部 午後5時 「追悼演奏」 揚琴(ようきん・ヤンチン):友枝 良平 於 庫裏玄関
友枝さんには震災後、毎年、追悼演奏をお願いしてきました。 |
「朝日カルチャーセンター京都 公開講座 『私たちと佛教』」
2007年1月17日(水)、2月21日(水)
午後3時半〜5時
講師:梶田真章
於:朝日カルチャーセンター京都(河原町通三条上ル東側 京都朝日会館8階)
佛教は縁起(生かされて生きている)という真理並びに
慈悲(大いなる友情と文字通りの同情)の実践を説く宗教です。
講座内容
1月17日 佛像を拝む〜信心と修行〜
2月21日 伽藍をめぐる〜寺院建築の歴史
受講料 5,460円(2回)
お申し込みは朝日カルチャーセンター京都(Tel. 075-231-9693)へ
インターネット予約 http://www.asahi-culture.co.jp
「法然房源空著『選択(せんちゃく)本願念佛集』を読む」第8回
1月18日(木)
午後1時半〜3時45分
於:本坊
講師:梶田真章
参加料 志納(初めての方はテキスト代として別に 1000円が必要です。)
1198年に法然上人が著され、専修念佛(せんじゅねんぶつ)[他力本願念佛]の教えの真髄が説かれた 「選択本願念佛集」をご一緒に読んでまいりたく存じます。ご参加をお待ち申し上げております。 真章 |
「朝日カルチャーセンター大阪 公開講座 『佛教に親しむ』」
1月23日(火)、2月27日(火)、3月27日(火)
午前10時半〜正午
於 朝日カルチャーセンター大阪(大阪市北区中之島 朝日新聞ビル13階)
〔3月27日は法然院にて〕
講座内容
1月23日 佛像を拝む〜信心と修行〜
2月27日 伽藍をめぐる〜寺院建築の歴史
3月27日 庭を観る〜禅の庭、浄土の庭
受講料 8,190円(3回)
お申し込みは朝日カルチャーセンター大阪(Tel. 06-6222-5222)へ
インターネット予約 http://www.asahi-culture.co.jp
「第118回 善気山念佛会(ぜんきさんねんぶつえ)」
1月26日(金)
午後3時
参加志納
ご予約不要です。プログラムの一部へのご参加も歓迎いたします。
第1部 午後3時〜3時半 おつとめ
本堂でご一緒にお経を唱えます。 第2部 午後3時半〜4時半 おはなし「わがよき人、法然上人」 梶田真章 第3部 午後4時45分〜5時45分 アーティストと出会う 出演者未定 |
「深川和美 童謡サロン 冬」
1月28日(日)
午後7時(午後6時半開場)
於:庫裏玄関
うた:深川和美、タップ;伊藤敬子、パーカッション:土居秀行、ピアノ:多久雅三 、草花:大角素子
会費
前売 2000円 当日 2500円 子供(小学生以下) 500円
お問い合わせ アクティブKEI TEL 075-255-6586
童謡サロンのホームページ http://www.jojo-plan.com/doyo/
「善気山専修念佛塾 第2回」
『高木顕明(けんみょう)の生き方』
1月31日(水)
午後6時半〜9時
午後6時半〜6時50分 念佛一会(いちえ)
本堂にて念佛を唱えます。 午後7時〜9時 講話会 書院にて車座での集いといたします。 |
お時間の許される方は、午後6時半からご参加下さい。
今回は専修念佛者の社会倫理を考える好例として真宗大谷派の僧、高木顕明(1864〜1914)の実践に学び、その遺文「余が社会主義」をご一緒に読みたく存じます。ご参加をお待ち申し上げております。 合掌 阿満利麿、梶田真章 |
参加料 1000円 (当日、受付にてお納め下さい。)
お申し込み 電話、E-mail にて事前に下記までお申し込み下さい(ファックスは不可です)。
定員50名です。定員になり次第、締め切らせていただきます。ご了承下さい。
Tel.075-771-2420 E-mail:Byakurenja@aol.com
本山の特命住職として和歌山県新宮の浄泉寺に入寺、部落解放や廃娼運動の先頭に立ち、日露戦争に際しては徹底した反戦の主張をしたが、1910年、当時の代表的な社会主義者・幸徳秋水を首謀者として、全国の社会主義者・無政府主義者たちが天皇暗殺を企てようとしたというストーリーを山県有朋がでっち上げた「大逆事件」に連座して死刑の判決を受け、後に終身刑に減刑されるが、秋田の監獄で縊死した。 |
特に記載のない限り会場は法然院です。ご予約は24時間、電話、FAX、E-mailにて承ります。
〒606-8422 京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30番地 法然院 内
法然院サンガ
Tel. 090-1899-3689 Fax. 075-752-1083
E-mail:Byakurenja@aol.com
法然院のホームページ http://www.honen-in.jp/
法然院森のセンターのホームページ http://www4.ocn.ne.jp/~moricent/
お問い合わせ
〒606-8422 京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30番地
TEL: 075-771-2420 FAX: 075-752-1083
E-mail: Byakurenja@aol.com