法然院サンガ: 191

法然院サンガからのご案内

N-0191-J

平成20年12月 9日更新

法然院サンガ

 南無阿弥陀佛。

 紅葉の盛りを迎え、境内は一年中で最も賑わっております。

 サンガはサンスクリットで共同体を意味する言葉です。漢字では僧伽(そうぎゃ)と書き、これを略したのが僧です。従って元来の僧は出家者個人を表わす言葉ではなく、佛教を信じ、実践する人々の集いを意味していました。ブッダ・佛(真理に目覚めた人)、ダルマ・法(真理・教え)、サンガ・僧の三宝を敬うことが佛教者の最も基本的な態度として定められておりますが、僧を敬うとは仲間を大切にすることを意味しています。800年前に法然上人は「どんな人間でも『南無阿弥陀佛』と唱えれば阿弥陀佛の願いの力〔他力〕によって阿弥陀佛の浄土である極楽に往生(往き生まれること)し、阿弥陀佛のお導きによって悟らせていただくことができる、『南無阿弥陀佛』を申せるように生きよ。」と教えられました。法然上人の佛教では『南無阿弥陀佛』と唱えながら何を願い、如何に実践して生きてゆくのかは個々の意思に任されています。出口の無い戦い、痛ましい事件が続きますが、お釈迦さまが説かれた縁起(生かされて生きている)という真理を実感し、慈悲(生きとし生けるものに対する分け隔ての無い大いなる友愛と心を寄り添わせる同情)の精神を持ち、他人ではなく仲間とともに生きる社会であるという意識を持って、こだわらず、みかえりを求めず、生かされていることの感謝の表現として、出来るときに、出来る対象に、出来るかたちで、布施〔法施(教えを説く)・財施(金品を差し出す)・無財施(柔和な顔、穏やかな眼差し、身体を使う等)・無畏施(安心を与える)〕に代表される菩薩行を実践することを理想としつつ、煩悩にまみれ善悪ではなく損得ばかり考えて生きている自己中心的な己の現実を見つめながら、法然院という場をお預かりし、信仰、学び、安らぎ、出会いの場として皆様方と集い、少しでも心豊かに暮らせる社会となりますよう微力ながら精進してまいりたく存じております。下記の通り、ご参詣をお待ち申し上げております。心の潤いと糧の補給にお立ち寄り下さい。合掌

                                    梶田真章


ラジオ番組のご案内


 ラジオ番組「京都三条・ボンズカフェ」(周波数 FM 79.7 MHz、毎週火曜日午後10時〜11時生放送)(毎週水曜日午後11時〜12時再放送)(進行:杉若恵亮(亀岡市 法華寺住職)、助手:岡 舞、永峯 翠子、松村紗和子、レポーター:愛名、田村 咲、横槍:梶田真章)を放送中です。インターネット(http://www.radiocafe.jp/bonzecafe/index.html)では土曜日以降にその週の放送内容をお聞きいただけます。番組へのご投稿(佛教、寺院に関するご質問、リクエスト曲など)〔宛先 Fax.075-213-6433 E-mail:bonze@radiocafe.jp 〒604-8071 中京区寺町三条下ル永楽町224 とーべぇビル3F 303 京都三条ラジオ・カフェ「ボンズカフェ」係〕を心よりお待ちいたしております。番組の年間サポーター(年会費 12000円)も募っておりますので宜しくお願いいたします。サポーターになっていただける方は、郵便振替用紙の通信欄に「ボンズカフェ年間サポーター」とご記入いただき、お払い込み下さい。合掌

                                    梶田真章

 郵便振替口座番号:01050−4−60318  加入者名:本山獅子谷法然院


拙著 “ありのまま”が増刷されました


 編集者の村松美賀子さんが私へのインタビューを本にまとめて下さり、2006年2月に出版された“ありのまま〜ていねいに暮らす、楽に生きる。〜”〔(株)リトルモア〕が増刷されました。頒価は1500円です。郵送ご希望の方は電話・ファクシミリ・E-mailでお申し越し下さい。郵便振替用紙を同封し、お送りいたします。代金は送料共で1800円です。合掌

                                    梶田真章


御寄付のお願い


 当院の伽藍の維持は檀信徒からの布施によってなされておりますが、境内の環境保全につきましては広く御寄付を募っております。御寄付いただいた方への特典は設けておりませんが「法然院サンガ賛助会員」として登録させていただき、折々にご案内を差し上げてゆきたく存じております。ご協力いただける方は、郵便振替用紙の通信欄に「寄付」とご記入いただき、お払い込み下さい。何卒宜しくお願い申し上げます。合掌

 郵便振替口座番号:01050−4−60318  加入者名:本山獅子谷法然院


「第7回 周丹 水墨山水画展」

11月28日(金)〜12月 7日(日)

午前10時半〜午後 4時

於 南書院

無料


釉裏彩画焼(ゆうりさいがやき)春秋の器
「雨ノ宮洋之 作品展」

12月 1日(月)〜12月 7日(日)

午前 9時〜午後 4時半
(初日は正午から、最終日は午後4時まで)

午前10時半〜午後4時

於 講堂

無料

工房 〒208ー0032 東京都武蔵村山市三ツ木3ー29ー1 Tel.042-560-8354


「第一回 和の学校 文化祭」
〜初冬のひととき、みんなで和の文化を楽しみましょう〜

12月 5日(金)〜12月 7日(日)

バザー:庫裏玄関、和のものを中心に・・・

展覧会:食堂、書や工芸作品などの展示販売〔入札制〕

おはなし・体験会:大書院、日本文化の体験とお話

12月 5日(金)


  午前10時 〜午後 5時  「展覧会とバザー」

  午前11時 〜午後 5時  「実演・体験会 ふろしき教室 他」

  午後 3時 〜午後 5時  「来場 吉岡幸雄(染織史家)」   

12月 6日(土)


  午前10時 〜午後 5時  「展覧会とバザー」

  午前11時 〜午前11時半 「おはなし 梶田真章」
                (法然院)

  午後 1時 〜午後 1時半 「おはなし 熊谷栄三郎」
                (和の学校あそび塾 塾長)

  午後 2時 〜午後 3時  「おはなしと笛 辰野 勇」
                (冒険家・(株)モンベル会長)

  午前10時半〜午後 3時  「実演・体験会」吉村楽入(陶芸家)
                「ふろしき教室 他」

  午前10時 〜午後 3時  「陳列 京菓子の歳時記」(末富)   

12月 7日(日)


  午前10時 〜午後 3時 「展覧会とバザー」

  午後 1時半〜午後 2時 「おはなし 山折哲雄〔宗教学者〕」

  午前11時 〜午後 3時 「実演・体験会」

展覧会 出品予定者

有馬頼底、内田 繁、大塩昭山、大西清右衛門、梶田真章、川本 昇、千 宗室、
橘 重十九、竹影堂 佳永、西尾 陶山、眞清水 藏六、吉岡 幸雄、吉田 博、
吉村 楽入、読売新聞社 

バザー協力団体・企業

うつわん商会、井澤屋、大島東太郎商店、華道家元池坊、唐長、京扇堂、小丸屋、
嵯峨藤本畳店、静好堂中島、淡交社、花政、花森商店、丸久小山園、ミリエーム、
モンベル、横山竹材店 他

主催・お問い合わせ

NPO法人 和の学校  Tel.050-7103-2001 Fax.075-431-7570

E-mail:info@wanogakkou.com


「朗読劇+尺八 三人会」
第2回公演

12月 6日(土)

午後 5時(午後 4時半開場)
(初日は正午から、最終日は午後4時まで)

午前10時半〜午後4時

於 本坊

『清水 鬼の恋』 『丹波太郎の哀しみ』 『京の走り坊さん』

木戸銭 1500円

出演


東 義久 (小説家)      [Tel.0774-41-6537 jmfnx@ybb.ne.jp]

深田美知子(京都放送劇団代表) [Tel.075-464-0565 michiko@kyoto.zaq.ne.jp]

倉橋義雄 (尺八演奏家)    [Tel.075-691-9346 mujuan@nifty.com]


「TAMAZO寄席 京都法然院出前編」

12月 7日(日)

午後 4時(午後 3時半開場) 於 本堂

出演


笑福亭松五、李高麗超爆、笑福亭伯鶴、

笑福亭鶴二、ブルース兄弟、三味線:吉川絹代

木戸銭  前売 2000円  当日 2500円

お問い合わせ・ご予約は、こかんほさん まで

Tel.090-2389-8805、kokangho@hera.eonet.ne.jp


「長尾周二 水彩画展」

2008年12月8日(月)〜14日(日)

午前10時〜午後4時

於 講堂

入場無料


「中野 亘 陶展」
『音を観る』

12月 9日(火)〜14日(日)

午前10時〜午後 4時

於 南書院

無料

亘陶房 滋賀県東近江市糠塚町188 Tel.0748-24-0882


EXHIBITION CONCERT Vol.2
「山本公成(ソプラノサックス)+中野 亘(土笛)」

12月13日(土)

午後 5時

参加料  ご予約 2000円  当日 2500円

ご予約

亘陶房 Tel.&Fax. 0748-24-0882

パルスジェットレーベル Tel.&Fax.072-336-5686 http://www.pulsejet.jp


「いま、ビルマで起きていること?」
私たちとのつながりを考える
第3回

12月14日(日)

午後 3時 〜午後 5時半

於 本坊

『ビルマの民主化を求めて?草の根難民支援活動から』

お話 日本ビルマ救援センター代表 中尾 恵子 さん

 昨年のサフラン革命、今年5月のサイクロン被害で国際的な関心を集めたビルマ。しかし、ビルマ国内の人権侵害や少数民族への迫害の報道はほとんどされていません。タイ国境には14万人の難民が暮らし、日本にも庇護を求めて、多くのビルマ人が難民申請をしているという現状があります。ビルマ難民について、何ができるか考えてみましょう。                 齋藤 洋、守屋 友江、梶田 真章

参加料:1000円〔資料代、難民キャンプへのカンパとして〕

お申し込み不要です。多数お集まり下さい。


「阿満利麿著『宗教とは何か』 を読む」
第1回

12月18日(木) 午後1時半?3時45分

午後 1時半 〜午後 3時45分

於 本坊

講師:梶田真章

参加料 志納

今月からは暫く、同人誌『連続無窮』所収の「宗教とは何か」を読んでまいります。
ご参加下さい。合掌


「歳末法話『クリスマス・除夜の鐘・初詣』」

12月21日(日)

午後 1時半〜午後2時半

於 南書院

参加志納


「第141回 善気山念佛会(ぜんきさんねんぶつえ)」

12月21日(日)

午後3時〜6時15分

参加志納

準備の都合上、第3部にご参加の方はご予約下さい。
プログラムの一部へのご参加も歓迎いたします。

第1部 午後3時〜3時半

    おつとめ

    本堂でご一緒に礼拝をいたします。

第2部 午後3時半〜4時15分

    おはなし

    「専修念佛に生きる」

     梶田真章

第3部 午後4時半〜6時15分

    「年忘れ落語会」

    出演:桂 雀松、桂都んぼ、桂雀五郎

「2008年 法然院サンガ 忘年会」


午後6時半(午後6時15分から受付)

どなたでもご参加いただけますが、ご予約が必要です。

参加料 2000円

各自、交換用のプレゼント(予算ご自由)を一品ご持参下さい。

差し入れも歓迎いたします。

ご参加いただける方は、準備の都合上、
法然院(Tel.075-771-2420)へ
12月16日までに必ずご予約下さい。


「除夜の鐘」

12月31日(水)

午後11時半〜

参詣者に一つずつ鐘を撞いていただき、年を越します。

参加志納

於 鐘楼


特に記載のない限り、会場は法然院です。

ご予約は24時間、電話、FAX、E-mailにて承ります。

〒606-8422 京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30番地 法然院 内
法然院サンガ

Tel. 090-1899-3689   Fax. 075-752-1083
E-mail:Byakurenja@aol.com
法然院のホームページ http://www.honen-in.jp/
法然院森のセンターのホームページ http://www4.ocn.ne.jp/~moricent/


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お問い合わせ

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