法然院サンガ: 399

法然院サンガからのご案内

N-0399-J

2025年12月28日更新

法然院サンガ

法然院サンガからの御案内と御寄付のお願い

南無阿弥陀佛。

 境内では千両の赤い実が目立っています。世界は混沌としています。ウクライナやパレスチナに限らず、インドとパキスタン、タイとカンボジア、アフリカ諸国、ネパールなど、戦争・紛争により図らずも命を落とす方、食糧不足により飢餓に苦しまれる方が数多く、心痛む日々が続きます。いかがお過ごしでいらっしゃいますか。本年も皆様方のご支援、ご協力、ご参加により充実した寺門護持運営に務めることができました。心より感謝申し上げます。皆様、どうぞ良いお歳をお迎えください。

 このような状況ですが、引き続き「法然院 災害対策基金(一口1万円で目標は1億円)を積み立てております。現在まで賜わりました御寄付は約4450万円となっております。受入口座は下記の通りです。宜しくお願い申し上げます。

  京都銀行  銀閣寺支店  普通預金  口座番号:0436184 
  口座名義:宗教法人 法然院

 御本尊に供えられた菓子や果物を困窮家庭におすそ分けする「おてらおやつクラブ」にも協力しておりますので御家庭で余っている食品〔菓子・果物・米・海苔・醤油・油等〕をお届け下されば活用させていただきます。皆様がお届け下さった食品は、これまでの11年10ケ月間で困窮家庭や困窮家庭を支援されている団体に450回、送らせていただきました。

 2011年3月11日午後2時46分に発生した東北地方から関東地方の太平洋沖を震源域とするマグニチュード9.0の地震と津波による東日本大震災により他界された方々、更には犬・猫・水族館の魚など、ヒト以外の動植物を含む一切衆生の成佛を信じるために地震の翌日から「東北関東大震災物故衆生之霊」の位牌を安置して念佛を唱え、毎月11日には追悼法要を厳修しております。2011年5月1日〜7日に勤めた第1回「悲願会」から本年11月27日〜29日に勤めた第30回「悲願会」まで被災者に心を重ね被災地の復興に関わる決意を表す「悲願会」(法要、コンサート、茶席、バザー、美術作品の展示、対話の時間など)を開きました。発災から14年を経ても被災地(特に福島県浜通り)の復興は未だ道半ばにも届かず、大震災後ではなく未だ大震災真只中の日本です。原子力発電は、たとえ発電所における事故がなくとも、ウラン採掘によりオーストラリアの先住民の居住地など鉱山周辺の大地を汚染し、発電所で働く作業員の方々に放射線による被曝を日常的に強い、膨大な時間に亘って廃棄できない放射能汚染物質を管理し続けなければならないという、人類を含め、地球上の生き物とは共存できない事業です。私は福島第一原子力発電所の事故以降、原子力発電所の無かった日本に戻ることに明日への希望を見出したいと思いましたが、柏崎刈羽原子力発電所や泊原子力発電所では再稼働への動きが加速していることを憂いています。

 サンガはサンスクリットで共同体を意味し、漢訳では僧伽(そうぎゃ)、略が僧です。従って僧は出家者個人を表す言葉ではなく、佛教を信じ、実践する人々の集いを意味しました。ブッダ・佛(真理に目覚めた人)、ダルマ・法(真理・教え)、サンガ・僧の三宝を敬うことが佛教者の基本的な態度として定められておりますが、僧を敬うとは仲間を大切にすることを意味しています。

 800年前に法然上人(1133〜1212)は、「どんな人間でも『南無阿弥陀佛』と唱えれば、一切の生きとし生けるものを佛に成らせる阿弥陀佛の本願の力(他力)によって阿弥陀佛が建立した清らかな世界〔浄土〕である極楽に往生(往き生まれること)し、阿弥陀佛のお導きによって悟らせていただけるから、『南無阿弥陀佛』と唱えて生きよ。」と教えられました。信心を定めて『南無阿弥陀佛』と唱えるのではなく『南無阿弥陀佛』と唱えていると信心が定まってゆくのです。法然上人の佛教では『南無阿弥陀佛』を唱えながら、この世で何を願い如何に実践して生きてゆくのかは個々の意思に任されています。

 世界では出口の無い戦い、痛ましい事件が続き、日本では未曾有の震災が継続しております。お釈迦さまが説かれた縁起(生かされて生きている)という真理を実感し、心に余裕のあるときには慈悲(生きとし生けるものに対する分け隔ての無い大いなる友愛と心を重ねる同情)の精神に基づき、他人ではなく仲間とともに生きる社会であるという意識を持って、拘らず、返礼を求めず、生かされていることの感謝の表現として、出来るときに、出来る対象に、出来るかたちで、布施<法施(佛教を説く)・財施(金品を差し出す)・無財施(柔和な顔、身体を他者のために使う等)・無畏施(安心を与える)>に代表される菩薩行を実践することを理想としつつ、煩悩にまみれ、善悪ではなく損得ばかり考えて生きている自己中心的な己の現実を見つめながら、法然院という場をお預かりし、信心の確立、学び、安らぎ、出会いの場として皆様方と集い、少しでも心豊かに暮らせる社会となりますよう、法然上人の教えの現代的意義を説いてまいりたく存じます。社会的役割を担って生きることが現代における生きがいとなっておりますが、寺は参っていただく処ではなく、会社では肩書があり、家に帰られても家での役割に押し潰されそうな時に、肩書や役割を外して帰って来ていただき、慈悲に溢れる佛と向き合い、楽になっていただく処です。

 心の潤いと糧の補給に体調に留意されつつ、お立ち寄り下さい、「阿弥陀さん、ただいま!」と。

                                   合掌

                            法然院  梶田真章


「歳末法話」
『クリスマス・除夜の鐘・初詣』

12月28日(日)

午後2時

講師:梶田真章

参加料 御志納

於 本坊


「除夜の鐘」

12月31日(水)

午後11時半

参詣者に一つずつ鐘を撞いていただき、年を越します。

参加料 御志納

於 鐘楼

 お申し込み不要です。長時間お並びいただきますので防寒にご留意下さい。

 鐘楼への狭い石段の上り下りにはどうぞお気を付け下さい。


「新春法話」
『共に生きる〜絆と縁、愛と慈悲〜』

 1月 1日(木・祝)

午後2時〜3時

講師:梶田真章

参加料 御志納

於 本坊


「新春法話」
『共に生きる〜絆と縁、愛と慈悲〜』

 1月 2日(金)

午後2時〜3時

講師:梶田真章 

参加料 御志納

於 本坊


「講座『佛教に親しむ』」

 1月 7日(水)

午前10時半〜正午 

講師 梶田真章

オンライン受講も可能です。

於 朝日カルチャーセンター くずは教室
京阪電鉄くずは駅ビル3階
Tel.072-850-1500


「川原伸晃著『植物哲学』(*)を読む」

(*)講談社選書

 1月 8日(木)

午後1時半〜3時45分

参加料 御志納

於 本坊

 第1章と第2章を題材に語り合います。

 テキストを事前にお読みください。


「東北関東大震災 物故衆生 月忌追悼法要」

1月11日(日)

午前11時

参加料 御志納

於 本堂

 地震発生から14年10ヶ月。追悼や復興への決意を何らかの形で表現されたい方はお集まり下さい。

 志納されたお金は「いわき放射能市民測定室たらちね」へ寄付いたします。


「2025年 法然院サンガ 新年の集い」

 1月12日(月・祝)

ご都合のよい時刻からご参加下さい。

参加料は御志納です。

第1部 午後2時〜2時半


    「新春のお念佛」     

     本堂でご一緒に南無阿弥陀佛を唱えます。


第2部 午後2時半〜3時15分  


     法話「今年も専修(せんじゅ)念佛に生きる」   梶田 真章


第3部 午後3時半〜4時45分  


     大道芸で新春を寿ぐ

     出演 「遊びの玉手箱」大塚珠代さん 他 


「2025年 法然院サンガ 新年宴会」

1月12日(月・祝)

午後5時

お申し込みは法然院サンガまで

 各自、交換用のプレゼントを一品(予算ご自由)ご用意ください。

 差し入れ歓迎いたします。

 新年宴会 会費 2000円


「阿満利麿 注解『無量寿経』を読む」
第6回

 1月15日(木) 

午後1時半〜3時45分 

参加料 御志納 

於 本坊

講師 梶田真章

テキストをお持ちでない方は別に1650円が必要です。


「兵庫県南部地震 物故衆生追悼の集い」

 1月16日(金)

午後2時

ご都合の良い時刻からご参加下さい。

第1部 午後2時


    「兵庫県南部地震 32回忌 物故衆生追悼法要」                            

     於 本堂


第2部 午後2時45分


    「兵庫県南部地震の被災地に向けて追悼と希望の鐘を鳴らす」

     於 鐘楼


第3部 午後3時10分〜3時50分


    「追悼演奏」

     揚琴(ようきん・ヤンチン):友枝良平

     於 本坊

     揚琴の響きに震災でこの世から失われたいのちと
     ご自身のいのちとの共鳴・重なりを感じていただければと存じます。


「講話」
『法然上人と親鸞聖人』 

 1月17日(土)

午後1時〜2時半 

講師:明治学院大学名誉教授 阿満利麿先生

於 新国際ビル(JR有楽町駅からすぐ)9階 日本交通協会 916号室

聴講料 1000円  

事前のお申し込みは不要です。


「専修念佛元祖、当院開山法然上人 815回忌法要」

(*)1133〜1212

 1月25日(日)

午前10時半 

於 本堂

 法然上人の815回忌に当たり、本堂にて念佛を唱え、墓地最上段の法然塔に参拝いたします。

 粗餐呈上いたします。

 準備の都合上、ご参加いただける方は 1月20日迄にお申し込み下さい。


「第346回 善気山念佛会(ぜんきさんねんぶつえ)」

 1月26日(月)

午後3時〜5時45分 

参加料 御志納

於 本坊

お申し込み不要です。

プログラムの一部へのご参加も歓迎いたします。

第1部 午後3時〜3時半  


    おつとめ   

    本堂でご一緒にお経と念佛を唱えます。


第2部 午後3時半〜4時半


    おはなし  

    「阿弥陀佛の物語を聞く その20」 梶田真章


第3部 午後4時45分〜5時45分


    弾き語りコンサート  

    出演:リピート山中(シンガーソングライター)


「講座」
『佛教に親しむ』

 2月 4日(水)

午前10時半〜正午 

講師 梶田真章

於 朝日カルチャーセンター くずは教室
京阪電鉄くずは駅ビル3階
Tel.072-850-1500


「川原伸晃著『植物哲学』(*)を読む」

(*)講談社選書

 2月 5日(木)

午後1時半〜3時45分

於 本坊

 第3章と第4章を題材に語り合います。

 テキストを事前にお読みください。


「東北関東大震災 物故衆生 月忌追悼法要」

 2月11日(水)

午前11時 

参加料 御志納

於 本堂

 地震発生から14年11ヶ月。追悼や復興への決意を何らかの形で表現されたい方はお集まり下さい。

 志納されたお金は「いわき放射能市民測定室たらちね」へ寄付いたします。


「涅槃会(ねはんえ)」

 2月15日(日)

午前10時半 

事前申込制

於 本堂

 お釈迦さまの入滅を偲び、本堂に涅槃図を掲げて法要を厳修し、経蔵の釈迦如来像に参拝いたします。

 粗餐呈上いたします。

 準備の都合上、ご参加下さる方は2月11日までに必ずお申し込み下さい。 

                                  合掌

涅槃(ねはん)

(梵語ニルヴァーナ 吹き消すこと、消滅の意)


@ 煩悩(ぼんのう)を断じて絶対的な静寂に達した状態。佛教における理想の境地。般涅槃。滅度。寂滅。ないおん。

A(無余涅槃の意から)佛陀または聖者の死。入寂。入滅。


1)有余涅槃(うよねはん):一切の煩悩を断じて涅槃に入っているが、まだ肉体を残していること。有余。

2)無余涅槃(むよねはん):一切の煩悩を断じ、更に肉体も滅した完全な寂静の境地。般涅槃(はつねはん)。

                               『広辞苑』


2025年の主な行事予定


 2月15日     「涅槃会」

 3月14日     「善導大師忌」

 4月 1日〜 7日 「春季伽藍内特別公開」

 4月 8日     「灌佛会(花まつり)」

 4月29日     「一日授戒会」

 5月 3日〜 5日 「第29回悲願会」 

 6月25日     「中興第1世 萬無和尚忌」

 7月25日     「放生会(ほうじょうえ)」

 8月24日     「地蔵盆」

 9月10日     「廣布薩(こうふさつ)」

11月10日     「中興第2世 忍澂和尚忌」

11月18日〜24日 「秋季伽藍内特別公開」

12月 8日     「成道会」

12月31日     「除夜会」

*毎月26日     「善気山念佛会」(12月を除く)


特に記載のない限り、会場は法然院です。

ご予約は24時間、電話、FAX、E-mailにて承ります。

2025年12月28日更新

〒606-8422 京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30番地 法然院 内
法然院サンガ

Tel. 090-1899-3689
Fax. 075-752-1083
E-mail:byakurenja25@docomo.ne.jp
または
E-mail:byakurenja1212@gmail.com
法然院のホームページ http://www.honen-in.jp/
法然院森のセンターのホームページ http://fieldsociety.la.coocan.jp/


郵便振替口座

口座記号番号:01050ー4ー60318

加入者名:本山獅子谷法然院(ほんざんししがたにほうねんいん)


ゆうちょ銀行 一〇九(イチゼロキュウ)店

当座預金 口座番号:0060318

名義:本山獅子谷法然院


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お問い合わせ

〒606-8422 京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30番地
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